ファスティング中の頭痛

頭痛が起こる7つの原因

ファスティング(断食)を行うにあたり心配になるのが『頭痛』だと思います。
ネット検索でも『ファスティング』『断食』と検索するとサジェスト(関連ワード)の上位に『頭痛』のワードが出てきます。

つまり、それだけ検索されている方が多く、頭痛が起きている方が多いという事だと思います。

普段から健康的な食生活で過ごされている方や、生活習慣が乱れていても生命体として頑丈な方も頭痛は起こりません。

『ファスティング中に頭痛は起こる物!』と心構えていて、いざ頭痛が起きないと拍子抜けする方もいらっしゃいます。

生活習慣(ホルモンバランス)、食生活が乱れているとファスティングを開始して最初のうちに頭痛で悩まされる方もいますが、
『頭痛が起きるのは好転反応です』
と片付けるのは簡単ですが好転反応とは、原因があっての症状です。

頭痛の原因の90%以上はカフェインを抜くことで起こる頭痛です。

コーヒー、紅茶、抹茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶、ジャスミン茶、マテ茶、プーアル茶、栄養ドリンク(○○D、○○V)、エナジードリンクなど習慣的に摂っている場合、ファスティングに入りカフェインを止める事で頭痛が引き起こります。

ファスティングに入る2週間前、せめて1週間前までにはカフェインを含む飲み物を控えてください。

ちなみに、カフェイン依存がある場合、貧血、鉄欠乏、副腎疲労などが隠れている可能性があるので、専門の医療機関で検査してみるのも良いかと思います。

デカフェ(カフェインレスコーヒー)に関しても、実はカフェインが含まれています。

コーヒーの公正取引規約にはデカフェと表記できるのが
『コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)とは、カフェインを90%以上除去したコーヒー豆から抽出又は溶出したコーヒー分のみを使用したもの』

とあるように、10%未満の含有量であれば『デカフェ』『カフェインレス』と表記することができるので、カフェインが0ではないのです。

デカフェであってもカフェインが含まれることを考え、飲むのを控えたほうが良いでしょう。

ほかにコーヒーに含まれるクロロゲン酸、紅茶・緑茶に含まれるタンニン(カテキン)は鉄の吸収を阻害することや、コーヒー豆はかなりの確率でカビ毒(マイコトキシン)が発生している問題もあり、デカフェはさらに高レベルでカビが発生してるといわれます。

カビは発がん、炎症、アルツハイマーリスクの高い毒物ですのでこのことからもできる限り控えた方がよいです。

 

カフェイン中毒の方はファスティング入って最初の1日目、2日目に夜間低血糖を起こす可能性があります。

冬・夏かかわらず1日中体を冷やさないよう、足下の温め、ホッカイロ、腹巻き、もこもこ靴下、布団乾燥機、電気毛布、石油・ガスファンヒーターの開始予約など暖める工夫をしてください。

これは副腎を休ませてあげることで夜間低血糖を防ぐことができるからです。

 

その他頭痛の原因を知り対処法や予防法をあらかじめ用意する事で安全にファスティングが行えますのでこれからファスティングに取り組もうと思っている方はご参考ください。

ファスティング中に起こる頭痛の原因は大まかに下記7個が考えられます。

  1. カフェイン
  2. 低血糖
  3. 添加物の蓄積
  4. 薬、鎮痛剤の蓄積
  5. プロスタグランジンの過剰反応
  6. ミネラル不足
  7. 気持ちの問題
タイトルとURLをコピーしました